●政治家は精神論ではなく具体的な解決策を
いじめ問題が多発してから、政治家が教育について触れることが多くなりました。
「今の教育は心の教育が足りない」
「文化、伝統を愛する教育を」
「家庭教育から直さなければならない」
などなど。
確かに心の教育は大事です。歴史・伝統を愛することは必要です。家庭教育ももう一度見つめ直さなければいけません。
しかし、心の教育を議論する前に、もっと政治家として具体的なやるべきことがあるのではないでしょうか。
政治家は教育者ではありません。充実した教育が受けられるよう体制・予算を整えることが本業です。では今の日本は教育に十分に予算を振り分けてきたのでしょうか?
●教育現場に人が足りないていない
出展:図表で見る教育 OECDインディケータ(2005年版)
上のデータを見ると、日本が他の先進国と比べ、いかに少人数学級の実現が遅れているかが分かります。
1学級あたりの生徒数が多いということは、それだけ教員の負担が大きいということです。
千葉市も少人数学級の取り組みを始めていますが、まだ他市と比べると不足しています。
子ども一人一人に教員がきちんと向き合える教育現場を実現するためには、まず何よりも教員の数と質を充実させることが何よりも大事なのです。
●全ては教育を重視してこなかった政治の責任
少人数学級を充実させるためには教員の数を増やす必要があります。そして教員の数を増やすには予算を増やす必要があります。
日本は教育への予算を惜しんできたために今問題が起きているのです。これは政治の責任です。
千葉市でも教育予算は削られる一方です。
皆さんは千葉市の教員に対してパソコンが支給されていないのをご存知でしょうか?今や企業でも市役所でも個人にパソコンが支給されるにも関わらず、千葉市では教員が個人負担でパソコンを購入しているのです。(セキュリティ上も問題あり)
●コンクリからヒト作りの社会へ向けて
下の2つのデータを見て頂ければ、日本がいかに教育にお金をかけてこなかったかがお分かり頂けると思います。
「教育は国家百年の計」と言われます。日本の未来を担う子ども達の教育を充実させることこそが未来に責任を持つ政治の役割です。そして、従来のしがらみを捨て未来に必要な分野に予算を転換させることが政治家の役割ではないでしょうか。
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