
●政治の腐敗・談合を防ぐには情報公開しか無い!
昨今、官製談合や知事・市長の汚職などが取り上げられていますが、政治の腐敗・談合を予防するためには情報公開を進め、「悪いことをしたらすぐにバレる」という環境を作ることが一番大事です。
では、千葉市の情報公開への取り組みはどうなっているのでしょうか。
●千葉市の情報公開度は最下位!
残念ながら2006年3月に実施された調査では千葉市の情報公開度ランキングは政令市14都市中 最下位でした。主な要因としては、
・市長の交際費の殆どが非公開
・公共施設の管理を委託する指定管理者の情報や選考過程が不透明
・公開請求が無い限り、入札の予定価格を公表していない
・政務調査費の使途が殆ど明らかでない
といったことがあげられます。
千葉は「土建千葉」「金権千葉」などと言われ、古い政治の代名詞として扱われることが多いのですが、まずはこうした部分から取り組み、悪しき慣習を断ち切っていかなければなりません。
情報公開は政治の判断でいくらでも改善できる部分なのですから。
(詳細は第10回全国情報公開度ランキング 政令市 素点表をご覧下さい)
●まずは議会から 〜議員の給料って?〜
市長・市役所・議会が一緒になって情報公開への取り組みを進めていかなければいけませんが、まずは足元の市議会の情報公開を進めましょう。
具体的には「政務調査費の使途の公開」なのですが、その前に市議が一体いくら給料を貰っているのかご説明したいと思います。
<政令市議員報酬比較>

※平成17年4月1日現在
※千葉市は議員報酬について3%カットすることを決定しています
分かりにくく申し訳ないのですが、千葉市の議員報酬は他市と比べると決して高いわけではありません。
勿論"他市と比べて"ですので、「そもそも市議がこんなに給料が高いことがおかしい」という議論はあるかと思います。市議の定数も含め市議会のあり方を今後検討していく必要がありますが、さしあたって改革が必要で、且つ議論するまでもないことが政務調査費の公開と費用弁償の廃止です。
●政務調査費の公開 〜こんなことは当たり前〜
昨今政務調査費の使途について、飲み会の費用やゴルフ代に使っていたということで問題になり始めていますが、そもそも議員報酬とは別に支払われている政務調査費とは何なのでしょうか?
政務調査費とは議員が市政全般にわたる政策や事務事業に関し、調査したり、その結果について市民へ報告などを行う経費として支払われている補助金で、その性格上、非課税扱いになっています。要はまるまる手取りになるわけです。
市民の税金を頂いている以上、
・いつ、何に、いくら使ったのか具体的に公開する
・原則領収書の添付を義務付ける
・視察研修は詳細なレポートを提出させる
ことは当たり前のことです。
民主党は千葉市マニフェストの中で公約としてコミットしていますので、今年度の議会で上記提案を行う予定です。
●費用弁償 〜不思議な手当てを無くすべし〜
政務調査費と並んで議論しなければいけない手当てが費用弁償というものです。
費用弁償とは議会や委員会に出席すると千葉市の場合、日額8,000円が支給される制度で、地方自治法の「議会の議員、委員会の委員、非常勤の監査委員等は、職務を行うために要する費用の弁償を受けることができる」という規定から来ています。
しかし、議員は日常的な調査研究活動に必要な経費として月額30万円の政務調査費が支払われており、給料の二重取り、三重取りではないかという批判が多く、今全国的に見直しが起きています。
大阪市や杉並区では今年から全廃、他の自治体でも減額等が進んでいます。
今民間会社でも様々な手当てがカットされています。
仮に全廃した場合でも削減効果は1億にも満たないですが、市の財政危機の折、市政に責任を持つ市議がまず態度で示すべきではないでしょうか。
●実現できる政策を提案します
新人の政策で「議員定数を削減します」「議員報酬を大幅にカットします」というフレーズをよく見かけます。私も定数の見直し、夜間議会へのシフト、それに伴う議員報酬の削減への思いは誰にも負けません。
しかし、私は実現の見込みがない政策を公約とする気はありません。
政治家は自らの発言に責任を持たなければなりません。
自民党を中心とする勢力が過半数を占めていること、さらに民主党やその他の会派の議員ですら自らの報酬カットなどについては慎重になる人もいるでしょう。
また、給料を下げることでますます議員のなり手が減るかもしれません。ただでさえ、なかなか挑戦しにくい世界です。
時間をかけて、そして将来的な市議会のあり方を議論した上で出すべき結論だと思います。
そうした中、政務調査費の公開と費用弁償の廃止・削減については、反対派にとっても反対する理由がなかなか挙げにくい項目ですので、民主党や市民ネット、若手議員を中心に議会に働きかければ十分次の選挙までには達成可能な目標です。
千里の道もまず一歩から。確実に前に進むことが一番大事です。
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