
● 町内会の弱体化が始まっている
私は地元も含め、様々な町内会の活動に参加させて頂いておりますが、町内会の高齢化・人材不足は相当深刻なレベルに来ています。
今多くの町内会で"こども会"が無くなりつつあります。10年後、20年後はさらに町内会組織の弱体化が避けられない状況にあります。
地域社会が今の若者にとって町内会は身近なものではなく、私自身も少し前までは町内会に関わる発想そのものがありませんでした。また、年配の方でも「町内会の仕事は面倒」と思われている方も多いと思います。
しかし、日本の地域社会が町内会の存在を前提に成立していることは紛れもない事実です。地元の行事・清掃、防犯パトロール、地域を支える様々な活動を町内会が支えています。
特に町内会が一番必要になるのは災害などの非常時です。
私は阪神大震災の被災者であり、また事務所スタッフにもボランティアで神戸に駆けつけた人間がおります。その経験から申しあげると、町内会組織がしっかりしている地域とそうではない地域では全く住民への対応が違ってしまうということです。援助物資が集配所にあるにも関わらず町内会が取りに来ず、住民に配られないという事態すらありました。
私は様々な経験を通じて町内会の重要性を痛感することができましたが、何も無ければ気づかなかったかもしれません。少なくとも学校などで町内会と地域社会の関係について知る機会が無かったと記憶しています。
● 「公」という教育を怠ってきた日本
私は今日本に「公(public)」の精神が無くなりつつと感じます。
日本では「公=官」と考える風潮が強く、「公共は政府が支えるもの。税金を払っているから私達は義務を果たしている」と考える方が多いです。
しかし、本当は「公」というものは住民一人一人が支えるものです。その一部を「官」が担っているに過ぎません。
私の"心の教育"といった抽象論・精神論が好きではありません。一歩間違えると価値観の押し付けになってしまうこと、様々な情報に接する現代の子どもに「○○あるべきだ」と教えても残念ながら響かないからです。
それよりも"自分達の日常生活がどのような人たちによって支えられているか"を事実を元にきちんと伝え、そして子ども達に考えさせることが一番大事なのではないでしょうか。
私は千葉市において"公共"の精神を教える授業・課外学習を導入したいと考えています。
●新たな地域社会の担い手の組織化も必要
ただ、上記"公共の精神"を授業に取り入れても既存の町内会組織の弱体化の流れそのものは止められないと思います。昔のように人との繋がりが地域しか無かった時代と違い、今は交通網・情報網も発展し地域以外で十分に人と繋がることができるからです。
そうした中、今存在感を増しつつあるNPOに代表される"目的"によって繋がったグループをいかに組織化し地域社会の担い手としていくのか、またネットを含めた新しいツールをどのように活用するのかがこれからの鍵になります。
今の時代に合わせた地域社会を今までの慣習に囚われず数十年先を見据えて考える。
未来に責任を持つ29歳の若者として、誰よりも責任をもって考えなければいけないテーマです。
●地域を支え、民主党を支える
地方議員が少ない民主党の問題点は地域との繋がりが弱いことです。
政治とは生活です。国民の日々の生活の中に民主党が居なければ、地域に根ざした本物の政党にはなれません。
この千葉市、稲毛区の地域社会の担い手となり、生活の声を市・県・国にきちんと伝えること、これが私の務めです。

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