千葉市民参加及び協働に関する条例の修正案(民主党案)について
民主党千葉市議会議員団
まず始めに民主党千葉市議会議員団としては、市民参加条例を制定しようとする市の取り組み自体は大いに評価するものであります。
地方分権の時代にあって、基礎自治体である市が果たすべき役割と責任はますます高まってきています。また社会経済情勢の変化に伴い、市民の価値観やライフスタイルも変化し、市民ニーズもこれまで以上に多様化しています。
こうした中、どうしても画一的にならざるをえない行政が全ての公共を担う時代も、また終わりを告げようとしています。私たちは今一度 ”公=public” の概念について考え直し、行政という上流から市民という下流へ水が流れる従来のまちづくりから、市民と行政がともに自らの街について考え、支える、多様なニーズに答えうる新しいまちづくりを目指していかなければなりません。市民参加条例がこうした取り組みのスタートになることを期待するものであります。
その観点から市提出案を見ると、
市提出案の問題点について
- まちづくりの原点である「市民が主役、主体」という考え方が薄い。
- 官治主義的な内容が存在し、市民に協力を求める内容に留まっている。
- 市民参加の手続きについて、パブリックコメント手続きの表記が突出しており、幅広い市民参加を担保する内容になっていない。
- 市民参加条例にも関わらず、条例案に対するパブリックコメントが11件、出前講座が1件10名程度に留まっているなど、制定過程における市民参加が不十分であり、制定に向けた機運が高まっていない。
という問題点があります。
市民参加条例は多くの市民の参加のもと、広く市民に愛されるものでなければなりません。私たち民主党市議団は、本条例が他市にも誇れる、より充実した条例となるよう、市提出案を尊重した上で必要な要素について加筆修正を行わせて頂きました。
民主党修正案案の考え方
- 市民に親しみやすい条例となるよう文体に「ですます調」形式を採用。
- まちづくりの主役は市民であることを明記。
- 市民の定義に市内在住者だけでなく、市内に勤務、就学する者なども包含。
- 基本的施策以外にも、市民生活に影響を与える市の様々な意思決定に現場の声が的確に反映されるよう、多様な市民参加手続きを記載
- 市民の意見をより市政に反映できるよう、市政提案制度に相当する条項を記載。
- 社会情勢の変化に的確に対応できるよう、条例の見直し条項を記載(札幌市に記載あり)。
市民参加条例の制定にあたって
- 市民参加を推進するにあたっては当該条例の制定だけでなく、
- まちづくりにおける市民、行政、議会の役割
- 市民参加の原点である議会のあり方
- どのような場合に直接民主主義(住民投票)を活用するのか
についても明確化することが必要。
上記実現のため、市及び議会が十分な市民参加を行った上で、以下の条例を作成することが必要と考える。
- 自治基本条例
- 議会基本条例
- 住民投票条例
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